出会いアプリのTinder(ティンダー)にはFacebookやTwitterのようなウェブから直接利用できるPC版 アプリやブラウザー・バージョンが長らく存在しなかった。 TinderがPCから 出来たら良いのにな・・・と思って検索するも、アプリDLに誘導されるだけだった。
それが今年になって、パソコンからでもログインできるようにTinder公式のデスクトップ版=Tinder onlineが登場した。しかも、会社で仕事中にTinderが出来るような仕掛けもネタとしてついていたりする・・・。
TinderがPCから 出来るweb版のメリット
スマホの空き容量対策
TinderOnlineが開発された背景には、容量が少ないスマフォを持っているユーザー層があるようだ。Tinderはアプリが128MB と大きく、ストレージ容量の少ないスマフォ・ユーザーには不向きだった。
これによってスマフォにアプリをDLしなくても、スマフォのブラウザからウェブ版にアクセスし、ログインするだけで使える。Tinderは画像も多くて要領を食う重めのアプリだったので、使いたい時だけブラウザからアクセスできるようになったのは便利。
チャットがラク
もちろん、チャットを打つのが楽になる!というメリットも大きい。
マッチ数が少ない人は気にならないだろうが、多い人はメッセージを返すだけでも大変。PCからタイピングすると時間も労力も少なくて済むから、メッセージを返すモチベーションのハードルも下がる。メッセージって面倒だから、急に会うのに誘うとか言う人が居るが、PC版でメッセージを返す負荷を下げることで、楽しく会話しようと思えるかも。
思わず長文で返してしまうと、相手は読むのが面倒かもしれないけれど・・・。
Tinderのウェブ版はどうなっている?
Tinderはそもそもアプリから生まれたので、開発チームはウェブ版を作るのには苦労したそう。
右側2/3にスワイプ画面があって、左側にマッチ相手とそのチャットが表示されている。
スワイプ画面などはスペースが余っていて見栄えは良くないかもしれないが、機能的には十分。パソコンから閲覧したらクリックできない&見られない部分があるPCユーザー・アンフレンドリーなフリマアプリのメルカリやフリルと大違い。
しかも、このPC版Tinderには、仕事人間な日本人が使うのにぴったりな工夫がされているのだ。
実は仕事中に閲覧することを考えて作られたウェブ版
チャットがラクというだけでなく、PCブラウザからTinderができるようにしたのには、会社で「仕事中にTinderを使えるように」という意図もあるらしい。
残業が多い日本人にはピッタリなユーズじゃないだろうか。でも、上司に見つかったらヤバいよね・・・・。
ということで、そんな仕事中にTinderをするための配慮もあるのがTinderOnline。ボスが来たモードというがある。
カバンマークをタップすると・・・
別のタブに切り替わり・・・
ボスに見られそうになったら、パッとこのカバンマークをクリックすればよいのだ。
この仕事中にTinderできるようにPC版が作られているというTechcrunchの記事を読んで、怒りのコメントが。
Tinderなんかしてる部下を見つけたらクビにしてやる。と。
Tinder Online is a new web version of the dating app
Tinderでマルチタスク人材になるトレーニングをしよう
いやーTinderやったら生産性は逆に上がると思うよ。
何故かって、前職で大企業の大きなオフィスにいた時に思ったのだけれど、一般会社員はタイピングが遅い。(プログラマーとかだったら早いんだろうけど。)みんなエクセルは高速で操作できるのに、文章を打つってなると、なんか時計止まっちゃったのかな???と思うくらいタイプスピードが遅い。変換もトロい。
だからTinderでチャットを器用に小まめに高速で返すというタスクをこなしつつ、ボスが来たモードに切り返しつつ、実務タスクをこなしていけるなんて生産性は実質めっちゃ向上している事になる。しかも今流行りのマルチタスク人材の完成。
頭の切り替えで気分転換もできて、タイピングが早くなって、マルチタスク人材になれる。
ということで、皆さん、日本のオフィスで是非Tinderにトライ!Tinderを教材として取り入れて、スーパー・マルチタスク人材になってください。