出会い系アプリをイタリア人はどう使う?―ローマの平日にTinderで出会ってみた-

DSC_0034イタリア人はSNSなんかなくても、街中で、道端で、知らない人にだって話しかける。

だれでもナンパするイメージが強ち間違いとも言い切れない国イタリアへ先日行って来た。

最初の訪問地はローマ。もともと住んでいた所なので観光するところも無く、ひたすら33度の炎天下を散歩しつつ買い物をする私。

しかし、余りの暑さにバスに乗るのも歩くのもとうとう諦め、日陰に座ってTinderを開くことに。

 

さすがイタリア。めっちゃすぐマッチする。すぐっていうのは、時間的に非常に短い間・・・5,6分の間に、(・∀・)イイネ!!したひとは全員マッチする勢い。

女性の登録者が少ないということなのか???イタリア人女性Tinder利用状況は分からないが、早速マッチした内の一人、アンドレア君という大学生と会うことになった。

以下チャット内容。

 

わたし「炎天下あるいてて疲れちゃった。もう歩きたくない・・・」

アンドレア「じゃあ、バイクで君のいるとこまで迎えに行くから、それからコーヒー飲みに行って、ホテルまで送っていくっていうのはどう?」

わたし「それがベスト。じゃあ、アルジェンティーナ広場にいるから着いたら教えて!」

こんな感じで私も軽くOKし、本屋で涼んで待ってたら連絡キタ━(゚∀゚)━!

「本屋の出口出てすぐのところに居る」

イタリア人にしては可愛い感じの爽やかなイケメンである。そして若いな。これなら大丈夫だ!(何が?)と直感して、迷うことなく見知らぬ人のバイクに乗っけてもらうことにした。

アンドレア「知らない人のバイクの後ろに乗るなんて、自分だったら危なくて絶対できないよ。怖くないの?」

わたし「もうローマは慣れてるから、多分怖い人とそうでない人の違いは分かる!」

イケメンの大学生は基本、大丈夫だと思ってる。というのは、彼らはそんなにガッつく必要性がないから。別に遊ぶ相手そこまで困らないはずだ。

コロッセオの傍にあるバールでお茶というかコーヒーする。

アンドレア君は大学生(文系)をしながら父親の仕事を手伝う日々を過ごしているらしい。Tinderで会うのは私で4人目。一人は全然写真と違って、おデブだったので会った瞬間バイバイしたそう。前回会った女の子は、「セックスしたいなら100ユーロね」と最後に言い残したプロだったという事で、ちょっと釣りを警戒しているらしい。Tinderを使う理由を簡単に言うとプロじゃない女性とタダで出会って楽しみたいからだそう。

 

イタリアは日本のように風俗やキャバクラのような場所があるわけじゃない。そして、セックスをするのにお金を払うということはプライドが許さないというような人も居る。

街中で、イタリア人は知らない人同士でも話したりはするが、世間話要素が強い。ナンパの場合も、声かける方はかけまくったとして、成功率はそんな高くない。

Tinderは出会いたい女性がいるだろうから、アヴァンチュールまでのハードルが低い。そんなところにTinderの需要が有るようだ。みんなやっぱり万国目的は共通してるよね。

 

さて、そんなアンドレア君がホテルの前まで送ってくれた別れ際の言葉。

「部屋に行っちゃダメ?」

私「うっ、それは無理。」

やっぱそう言う展開になるよね。でも、イタリアでの初Tinder出会ってみたはこんな感じで終了。

 

その日、もうひとり実は会った。同じように大学生。こっちは会話的に先生と生徒みたいになって、ある意味疲れた。そして定番の、バイクで送ってもらう終幕。

その他の都市、トリノやジェノバでもTinderを使ってみて、イタリア人がTinderに求めているものは何となくわかった。

が、それよりも、イタリア人の若者が如何に漫画とアニメとゲーム満載な幼少期を過ごしてきたのかを再認識することになり、こちらのほうが印象にのこった。大体会う人、会う人、自分にとっての日本のアニメを熱く語る・・・。

 

さてさて、海外の旅先でTinderを使うとしたら、使う側も、現地で会う人もアヴァンチュールを求めている場合が(普段のTinder使用よりも)多いかと思う。そんな目的用途が一致している時、限られた時間しかない旅行でTinderは実用性抜群の便利アプリだろう。

イタリアを始め、憧れの旅行先でそういう経験したい人は、Tinderを活用するのもアリかも。その国の、意外な側面を発見する機会にもなるかもしれない!

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この記事を書いた人

Macaron

イタリア語・英語の通訳、翻訳などをしているトライリンガル。しかし仕事をしてるより放浪してる方が多い。