建築家リチャード・マイヤーのセクハラ 問題が詳細でクズ感満載

コーネル建築学科の卒業生の中でも、最も成功している有名 建築家リチャード・マイヤーのセクハラ 暴露記事がニューヨークタイムズに載った。

建築家リチャード・マイヤーのセクハラ
http://www.famous-architects.org/richard-meier/

 

暴露と言っても、建築関係者の中ではリチャード・マイヤーの異常なスケベっぷりは結構有名な話だったらしいので、誰も驚いてはいない。

建築という業界は、ほかの業界よりもモラルの文明化が「遅れている」男性優位社会だと言われてきた。だからこそ、そんな中で働く女性も「こんなことで負けていられない」と思って、セクハラにあっても我慢してきた強い女性たちなのだろう・・・。

ニューヨークタイムズの記事にあるセクハラの詳細を読むと、吐き気がするような内容だし、普通ならそんな変態セクハラオヤジが居る(仕切る)事務所は気持ち悪くて耐えられないんじゃないかと思う。

建築家リチャード・マイヤーのセクハラ 被害者と内容

ニューヨークタイムズ紙の取材では、5人の女性からセクハラの詳細が語られている。

でも、こうやってぶちまけられている以外にも語られない日常的なセクハラはあったんだろう・・・。普段なにもしない人が、いきなりこの5人にやったような事やるわけ無いんだから。

1. 脱ぐよう言われた24歳のアシスタント

2009年、働き始めたその週に女性アシスタントは「就職祝い」と称してマイヤー氏の自宅に呼ばれた。やってきたアシスタントにマイヤー氏は彼の撮影した女性のヌード写真集を見せ、アシスタントにも裸になるように言った。

アシスタントの女性はすぐさまマイヤー氏宅を出て、その後そのことについては他言しなかった。公にしなかったのは、同僚に知られてしまう恥ずかしさや、また仕事を失うことを恐れてのことだった。

女性がセクハラのことを会社に告げたのは、リストラでクビになってからだった。

 

2.示談成立 22歳のアシスタント

22歳のコミュニケーション・アシスタントは仕事で毎週金曜日にリチャードマイヤーの自宅に呼ばれていた。仕事の内容は、女性器を含むコラージュの作成だった。

手伝い始めて数週間が経ったある日、リチャードマイヤーがアシスタントの前でズボンを脱ぎ始めた。すぐに出て行ったアシスタントは事務所マネージメントに報告し、最終的に$150,000の慰謝料で口止めと示談が成立。

この後、厳しいセクハラ防止ポリシーと教育が組まれ、その教育をマイヤー氏も受けたとされている。

 

3.ダマされた家具デザイナー

ゲッティ美術館のプロジェクトで当時ロスにいたリチャードマイヤーと知り合った家具デザイナーCarol Vena-Mondt。ディナーパーティに呼ばれて、マイヤー氏宅に行ってみると、実は二人っきりのディナーだった。無理やり寝室まで連れ込まれて、ベッドに押し付けられたという・・・。

 

4.新卒の従業員の前で露出

事務所で働いていたリーさんは、人事から「もしマイヤー氏にセクハラされたら、セクハラの詳細を記載したメールのコピーを自分宛に送って証拠として残しておくように」と言われていたそうだ。ある日、仕事でリチャードマイヤーのマンションに行くように言われ、ついてみると、裸にバスローブを前は開けたまま羽織ってペニスを露出したマイヤー氏が居たという。気にしないように、仕事に集中しようとするリーさんに「自宅のサウナに入ってきたら?」などと不適切な誘いをしたという。

翌日、リーさんは上司に相談し「もうマイヤー氏の家には一人で行きたくない」といったそう。そのとき、上司は特に理由など聞かなかった。

理由など言わなくても周知の事実というほど、セクハラ常習犯だったのだろう。

それをわかっていてリチャードマイヤーの自宅に従業員いかせる事務所って、組織としての管理能力ゼロな感じする。建築事務所という職場が治外法権なのは普通という事か。

5.Tバックを掴まれたた女性

事務所に入ったばかりだった26歳だった女性。すでに事務所内の色んな立場の人から「一人でオフィスに残らないように」注意喚起されていた。

そして、事務所のパーティにて、リチャード・マイヤーは女性がドレスの下に着ているTバックをつかんだという。

周りにいたシリアレベルのメンツもこの姿をみていて、大丈夫かと女性に聞いたそう・・・。だけど、大丈夫かと聞くんじゃなくて止めろよ・・・。このシニア建築士軍団のモラルの無さよ情けない。

出身大学 コーネル大学もさっそく対応 イベント取り消しなど

コーネル建築学部の学部長はマイヤー氏のセクハラ問題について「事態を重大に受け止める」「マイヤー氏の言動は容認できるものではない」とコメント。過去にリチャードマイヤーから母校コーネルに贈られた奨学生プログラムなどについても対応を吟味するとしている。

奇しくも「優秀な女子院生のために」リチャードマイヤー奨学金制度を設立したところだったが・・・

 

それにしても、つくづくキモイ爺だな・・・。リチャード・マイヤー。

大学時代、講演に来たのを聞きに行った記憶があるが、まさかこんなクズだったとは。講演中、爆睡していて正解だったなと。

建築家として以前に、人としてクズ過ぎて終わっている生き物の話を有難がって聞かずに済んでよかった。

盛り上がるセクハラ暴露 でも効果は・・・

ここのところ、MeTooムーブメントにより各分野で著名な成功者たちがセクハラ加害者として暴露されてきている。

でも、これは相手が社会的に立場のある人間だからこそ、打撃を与える余地があるのだと思う。

セクハラはパワハラの一種で、多くの職場で一昔前までは平気で行われていたことだろう。でも、中小企業の無名な上司などが加害者の場合、結局相手は痛い目など見ることもなく、最悪軽い警告を受けるくらいだ。

リチャードマイヤーだって半年間だけ事務所を離れる=要するにほとぼりが収まるまで隠れるだけみたいだし。バリバリ躍進時代にMeTooムーブメントが来ていたら、今の地位は無かったかもしれないが・・・。過去は、「セクハラなんてどこでもある」当たり前のことで問題視されない風潮が主だったんだろう。

日本の企業も、社内でセクハラを訴えたところで、女性の方が「まぁまぁ」といって宥められるようなケースは少なくとも過去は多かったはず。

大体、こういう職場セクハラの加害者本人たちは、「自分のケースはセクハラじゃない」と勘違いしている人が多いように感じる。「まぁまぁ」とスルーする対応が、そういった加害者に更なる慢心を与え、次々と犯行に及ぶモチベーションを与えていたのだろう。

ぜひとも、このMeTooムーブメントを白熱させ、その事例を職場での教育材料として使うところまでオープンに発展させるところまで盛り上げてほしい。

 

セクハラ男には去勢を罰則にしちゃえばいいのにね。

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この記事を書いた人

Macaron

イタリア語・英語の通訳、翻訳などをしているトライリンガル。しかし仕事をしてるより放浪してる方が多い。