子宮頸がんの自覚症状 ―上皮内腺癌でも症状はあるのか

数々のサイトを見ると、子宮頸がんは進行しないと症状がでないと書いてある。なので、 子宮頸がんの自覚症状 と合致するような体調不良が増していった半年のタイミングで、子宮頸がんの精密検査結果が上皮内腺癌―AIS-と出た時には、もっと進んでるんじゃないかと思った。

子宮頸がんの自覚症状

子宮頸がんの症状だったのだろうか?

ストレスが原因の可能性も大いにあるし、ストレスによる免疫力低下で色々な症状が出たのかもしれない。

どちらにしても、こういう症状が出たら原因がわかるまで身体を調べた方がいいと思う症状を整理してみた。ちなみに、原因がわかるまで調べるというのは、近くのクリニックなどで「何でもないですよ」と言われても納得しないでということ。別の(もうちょっと信頼のおける)病院を探して積極的に「大丈夫」を信じないで、症状が解決するまで調べつくす行為を起こした方が良いという事。

気にした方が良いと思う症状は次の通り。

  1. 水のようなオリモノ
  2. 不正出血
  3. 下腹部痛

ガンじゃなくても、こういう症状がでたら「何ともありません」って言われても納得しない方が良い。だって円錐切除後に1と3は無くなったから。ガンじゃなくても、外から見ただけでは分からない異常が子宮頸部にあったという事だろうから。

水のような大量のオリモノ

腺癌だとオリモノ異変は多いらしい。

私がオリモノの異変に気付き始めたのは2014年の事。量が増えた。どれだけ増えたかというと、スカートやズボンをはいていても、洋服の外や座っているクッションに染みるくらい。

あ、なんか出たな。って感じるくらいの量の時もある。尿漏れも疑うくらい。

量も尿漏れを疑わせたけれど、水っぽさというか水じゃないの?と思うような性質の水分。

最初はこまめに下着を変えて対応したけれど、そのうちそういう水オリモノがデフォルトになってしまった。オリモノ自体は1日を通して多いのだけれど、時々波のある量で水みたいなのが出るときがあったので、おりものシートとか役に立たない。

それからというもの、一切ジーンズをはかなくなった。だって、おもらししたように跡がついてしまうし、ジーンズまで濡れると乾かないから不快感が半端ない。毎回洗うわけにもいかないし・・・。通気性のいいスカートやキュロットパンツしか履かなくなった。

こんな症状はやっぱりオカシイし心配だし不快なので、市内のAクリニックに行った。

Aクリニックでオリモノが多い事について話すと、性病の検査一式のあと「何ともない」と言われた。

「オリモノが増える年齢なんですよ。問題ないです。」

Aクリニックは何時間も待つような人気病院だったが、それはここ平塚が田舎だからだろう。ほかにチョイスがないだけ。この後、何度となくこの病院にいっては検査を受けたのだが、そこからオリモノ症状の改善は無く、原因の究明も全くできなかった。

匂いも気になった。不快。不快で、こう不快な匂いが他の人に届いちゃわないか不安になる日もあった。日によってオリモノの量はムラがあったけれど、ショーツ完全に水分貫通してるなという感は毎日あった。

こうやって3年間不快な症状と付き合ったのち、円錐切除後に出血が収まったのを境にパタリとこの症状は治まり・・・。あの水っぽいオリモノがどんな感じだったかの記憶も薄れてくる。それくらい全然ちがう。

ジーンズは履いても汚れないし、クッションを汚すことも無い。不快な匂いもなくなった。洋服がオリモノで汚れることがなくなった。

なので、水っぽいオリモノはホルモンのバランスなどではなく、子宮頸部の異常だったんだろうなぁ。ガンが原因かは分からないし、頸部の炎症が原因かもしれないけれど。

不正出血

正確には不正出血と性交痛かも。出血しやすかった。

不正出血の場合は、ストレスからホルモンバランスの崩れが原因かもしれないので、子宮自体に物理的な異常があるわけではない可能性もある。不正出血自体は、ガン関係なしによく起こる事。

不正出血はよくあるとは言っても、出血しやすいという事なら、粘膜が弱いとか物理的に異常があるという事なので、放っておくのは駄目だ。

不正出血があったら、まよわず不正出血がある時に病院に行って診てもらった方がいい。会社が休みの時にとか休めるときに・・・じゃなくて、今。

正直、こういう時に「人の話をちゃんと聞いて答える」かかりつけの医師を見つけて置くのが、自覚症状の解決の近道だと思う。不正出血の状況だとか、性交痛だとか、こういう話は話す方だって、それなりに躊躇するところを、一生懸命説明している。そんなときに、患者の話をロクに聞かずに「こういう場合はこれに違いない」って決めつけた上で話を流して聞いている医師も多い。

私の場合、Aクリニックで「排卵の出血じゃない?問題ない」と言われた。

人間は、可能性を決めつけてから別の方向性を聞いても、軌道修正できない動物らしい。相手にバイアスがかかっている状態で説明しても、話す努力も時間もクリニックに掛かるお金も無駄になってしまう。

出来ることなら(婦人科以外でもそうなのだが)、患者の疑問や質問に対して的確にこたえられる医師を事前に見つけておく努力をした方がいい。話しにくい事でも話しやすい医師とは、要するに人の訊いてることに疑問解決の回答を出してくる医師だと思うので。出血してから、速攻でそういう医師を見つけるのは不可能だろうし・・・。

下腹部痛

なんだか謎の生理痛のような下腹部痛があった。

生理が始まるのかもと思ったが、違う・・・。冷えてお腹を壊した感じでもない。鋭い痛みとかでもないが、鈍痛。鈍痛だけど、結構つよい痛みが続くこともあって、変な病気なんじゃないかと疑った。

痛み自体は初期のガンには無いらしい。が、痛みも円錐後には現れなくなったので、なんらかの子宮頸部の炎症などの異常からきていたものと思われる。

それと、下腹部の張るような感じ。

体重が年始よりも3キロ自然に減ったのに、スカートきつい・・・。体重を図る前は「太ったのかな~」と思っていたが、逆でやせていた。下腹部は張っているだけなのだ。

下腹部痛に付随して、夜中に腹痛と圧迫感で、トイレに行きたい変な切迫感による頻尿が続く。とにかく下腹部の具合がおかしく、泌尿器科にも婦人科にも行ってさっさと原因究明しようとするも・・・。

「わからない。とりあえず、原因がうちの科じゃないのは確か。」

婦人科Aクリニックでは、またも性病検査一式セットの後に、「胃腸科か消化器だから。」と言われて終わり。

それも結局、婦人科で子宮頸がんの手術後には止まるわけだけれど・・・・。

異変は何らかのサイン~ 子宮頸がんの自覚症状 かどうかは関係なく放置しない事

病院て、行って「何でもない」と面倒そうに言われると、なんだか申し訳ない気分になる。または、大丈夫って言われたからと、体はおかしいけれど納得しようとする。または、原因の分からないままの病院回りで精神的にも疲れてしまう。

で、放置してしまう。結果的に。

放置しても根本的に解決することは、ほとんどないと思われる。なので面倒でも時間を作って、原因を突き止めつくそう。

誰かほかの子宮頸がん体験者も言っていた。病院にいっては何ともないと言われ・・・。でも、そこで「そんなもんかな」と思わず徹底的に原因を調べることが大事だと。

つくづく思う。病院の口コミって、うちみたいな田舎のベッドタウンだと皆無。病院に掛かっている人数は結構いるはずなのに・・・。病院の価格ドットコム的なサイトが欲しい。
>症状や病気ごとに病院名と医師が、症例数と口コミ評価を元にランキング形式で表示されて、クリックするとスペックや実際の口コミに飛べるみたいな。検査だけ豪華セットでして、点数稼ごうとする医師は評価めっちゃ下がるとか。
または病院をアプリ管理にして、メルカリみたいに、取引が終わったあとに評価付けられるとか。患者は会計済まして1週間以内に受け取り評価をして、病院のホームページに自動的に評価が乗る形式みたいな。

とにかく、異常を感じたら放置しない。何でもないと言われても、異常を感じる前の状態に戻るまで

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この記事を書いた人

Macaron

海外進出における営業や展示会出展サポート、英語の通訳・翻訳、イタリア語の通訳、ビジネス英会話講師。分からないことを丸投げしたい個人や小規模事業者におススメ。神奈川と石垣島の2拠点で活動。